北米は転職し放題?!年間転職10回以上の転職依存症の自分が語ります。

 

今回は北米、学生時代から年に平均10回以上の転職をしてきた自分がカナダでの転職事情について書きます!

日本では、頻繁に転職するような社会人は会社に忠誠心がない人、忍耐力とか継続力がない人ってよく思われますよね。

最近はだいぶ変わってきていますけど、長く続いていた終身雇用を称賛する文化の名残りですかね。

まあ、今になっても転職のし過ぎはあまりいい印象を与えないのは事実です。

でも、皆さんが知っている通り、北米では真逆です。

転職は当たり前のように皆がやることで、周りの人も新たな職場での活躍、新しいことへの挑戦を快く応援してくれます。

自分はもともと忍耐力も根性もなく、何事も中途半端で終わらせるような高校生でした。

そんな自分は転職が自由にでき、新しいことに何度も挑戦できる北米社会にあこがれて大学卒業後も社会人としてカナダに残ることにしました。いいことなのか悪いことなのか分かりませんが、、、

こんなくだらない理由で自分はまだカナダにいますが、北米人が1つのことを長く続けられる根性も忍耐力もないと言っているわけではありませんよ。(笑)

北米で転職するということは、今いる自分の立ち位置より上の上を目指すためのキャリアアップの手段です。

同じ業界のいくつかの会社を渡り歩いて似たような仕事を続ける人もいれば、違う産業に移り、新たなキャリアをスタートさせる人もいます。

どちらにせよ転職することにより幅広い分野で経験と知識、スキルを身に着けることができます。それはバイトも含めてどの職種にも当てはまります。

会社でどの役職についていようと転職事情は変わりません。自分が勤めていた大企業のマネージャーがある日突然転職をしてしまったということもあります。あなたの上司もある日突然消えているかもしれませんね、、、

自分は転職依存症です。飽き性?ともいえるかもしれませんが、同じ仕事を長く続けることができません。最悪なケースですと1か月で飽きます。

特にバイトレベルの仕事ですと光の速さで辞めます。

日本では、高校の部活を離れ、カナダの大学に進学するまで5つのバイトをしました。

初めての社会経験だったので新しい発見ばかりですが、違う職種も経験したいという思いがあり、バイトの掛け持ちをしていました。

5というのはあまり大きい数字ではありませんが、周りには高校生の間にそんなバイトをしていた人はほとんどいませんでした。

その転職依存症はカナダに来ても変わりませんでした。

仕事に慣れ始めたと思ったら新しい発見がないと思い、違う仕事を始めてはやめるを繰り返す日々でした。誰でもできるようなバイトレベルの仕事ですとなおさら重度の転職依存症が発症していました。

カナダの大学では夏休みが4か月もあったため、学期中のバイト、夏休みのフルタイムのインターンや仕事を含めたら年に10回以上転職しています。

ただでさえ社会経験をする時間と機会が限られているカナダの大学生活なのに、それほど転職している人はカナダ人の同級生にもほとんどいませんでした。

飽きたらやめる、何回でもやめる、そんな自由を楽しんでた4年間の大学生活でした。

これがカナダで自分が経験した職種リストです。

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大学のイベント警備員
キッチンスタッフ
フロアスタッフ
大学事務バイト
大学教授アシスタント・チューター
農家の手伝い
イベントコーディネーター
大学スポーツイベントチケット売り
訪問営業マン
国際サマーキャンプカウンセラー
国際サマーキャンプスーパーバイザー
お土産屋店員
語学学校事務アシスタント
留学エージェント
運営マネージャー
マーケティングマネージャー
モデル
写真家
ユーチューバー

などなどです、、

この、転職依存症という名の症状は社会人になった今でも続いています。でも、今は同時にいろいろなことにチャレンジ、両立することで症状を抑える努力はしています。(笑)

これほど会社に忠誠心ゼロにもかかわらず、自分の周りの人は冷たい目で見てくることはありません。

逆に新しいことに次から次へと挑戦している自分を応援し、押し上げてくれている印象があります。

カナダでは、基本的に辞職する2週間前までに通知を出せば法律上働いた分の給料を受け取る権利があります。

でも、労働者の権利が強いカナダでは、大抵の場合、直前に通知を出してやめても何も言われませんし、給料もちゃんともらえます。大きな迷惑ですけど、、、

転職事情はバイト程度の仕事でも、日本でいう正社員でも、管理職でも同じです。仕事に飽きてこれ以上自分を成長させる機会がないと感じたら皆すぐ転職します。

自分も、自分で雇ったかわいい部下達を皆置き去りにし、マーケティングマネージャーという管理職をやめたことがあります。ご迷惑おかけいたしました!

北米、カナダでは転職は周りの目を気にせず自由にできます!

転職文化がまだ浸透していない日本で転職に迷っているあなた、カナダに来たらどうですか?そんな会社で成長する余地はもうありません!新しい会社、新しい業種で新たなキャリアをスタートさせませんか?

こんなに転職文化を称賛しているのにこんなこと言うのもおかしいのですが、この転職文化は北米の会社にとって痛いものだと身をもって感じたこともあります。

せっかく時間をかけて面接をし、多数の応募者の中から選んだ優秀な人材が頻繁にやめられたらたまりませんよね。また採用プロセスの繰り返し。時間も労力も無駄になります。しょうがないかもしれませんけどね。

どちらにせよ転職しまくることでメリットはたくさんあります。

様々な業界の大物とコネも作れますし、経験値が増えることによって将来幅広い分野で活躍するための踏み台となるからです。

自分LinkedInに多数の職歴が載っています!半分以上は載せていませんが、、、よかったら下のリンク見てみてください!

若いうちに様々な産業や会社で培った経験のおかげで、就活ってなるとオファーが死ぬほど舞い降りてきます。もうカナダは自由で最高です!

最後まで読んでくれてありがとうございます!次回もお楽しみに!

自分のLinkedIn:https://www.linkedin.com/in/seiwa-yanagi-5965b7bb/